地盤調査とは、建物を建てる土地の荷重や沈下に対する強度について調べることを言います。
日本は地震大国。阪神・淡路大震災、東日本大震災、熊本地震、北海道胆振東部地震 など大規模地震も頻繁に起こります。そのため、住まいの安全性への関心が高まっています。そのため、建物の耐震強度だけでなく、地盤の強度を調査することも大切なのです。どんなに耐震に優れた家を建てても、地盤の弱い土地に建ててしまったら、意味がありません。しかも、土の中の状況は、数メートル離れただけで変わる場合もあります。そのため建物を建てる際、どれくらいの荷重に耐えらるか調査することが重要なのです。
地盤が弱いと、建物が傾いたり、窓・ドアの開閉がしづらくなったり、家屋にひびが生じたりします。また、すきま風や家屋の傾きが出る場合もあります。また、この現象は家を建ててすぐに表れるわけでなく、じわじわと数年後に分かるといったケースもあります。
一口に地盤調査といっても、建物の規模などよって、さまざまな方法があります。・スウェーデン式サウンディング試験・標準貫入試験(ボーリング試験)・平板載荷試験・オートマチックラムサウンディング試験・ポータブルコーン貫入試験・三成分コーン貫入試験・・・などなど。
一般戸建て住宅であれば、通常スウェーデン式サウンディング試験を用います。
簡単に説明すると、回転するためのハンドルの着いたロットに、5-100㎏の重りをセットします。
このロットを回転させながら、ハンドルを回してもロットが進まない位置の固い地盤を確認します。
この調査結果から、地盤改良工事の必要性の有無、どのような工事が良いかを見分けます。
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