単に新しい検査手法だからお勧めしているわけではありません。今までの点検手法と比べ、圧倒的な優位点があるのでお勧めさせて頂いております。その優位点は、大きく4つあります。
1.低コスト・短時間検査を実現
従来の外壁検査・家屋検査は、壁面を叩いた音で調べる打診検査や検査員の目視で調べる目視検査が一般的です。打診・目視のために、足場を組んだり、屋根に上ったりと、どうしても手間がかかってしまします。そのため、時間、コストとも高くなってしまいます。ドローンによる検査であれば、足場を組んだり、検査員が直接屋根に上がる必要が無く、コスト・時間を大幅に削減できます。
2.高い安全性を実現
ドローンを使った検査では、高精度の赤外線(サーモグラフィ)カメラを使って検査します。その為、直接外壁を叩いたり、屋根に上がったりすることが無いので、外壁の損傷や検査員の落下事故などを防止出来、安全・安心に検査することが出来ます。
3.高い信頼性を実現
ドローンには、高精度の赤外線(サーモグラフィー)カメラを搭載しております。そのため、人の目では見落としてしまう、細かなひび割れや劣化をミリ単位で検知することが出来ます。また、カメラで撮影した映像をプログラム解析するため、打診・目視検査のように、検査員のスキル・経験に依存しません。
4.幅広い用途に活用
ドローン検査では、外壁・劣化検査だけでなく、様々な検査をすることが出来ます。温度変化を解析する検査なので、温度差が生じる箇所であれば問題を見つけることができます。例えば、今までの検査であれば難しいとされてきた雨漏りの侵入経路を見つけたり、塗装の浮きを見つけることも可能です。また、活動しない時期は見つけにくかった害虫の侵入も、害虫のわずかな体温を検知できるので、季節を問わず害虫検査を行えます。